今日はクリスマスパーティの日です。
仲のいい友達たちにパーティのご招待のクリスマスカードを出したあぺりら。
朝からせっせと支度をしています。
壁にフラッグを飾ったり……
お料理をして、お皿をテーブルに運んだり。
おやおや、たくさんのお皿をいっぺんに運んで大丈夫でしょうか。
「しっぽも使えば楽々にゃ」
パーティの準備が済んだら、次は身支度です。
「せっかくのクリスマスパーティ、とびっきりのおしゃれをしなきゃにゃ」
クローゼットの中から、服をひっぱりだして、
あれでもないこれでもないと迷った末に、
あぺりらはグリーンの小花柄のワンピースに、ローズピンクのリボンを選びました。
「これでいいかにゃ?」
そうこうしている間に、コンコン、と扉をノックする音が。
「メリークリスマス!!!!」
扉を開けると、そこにはお呼ばれした友達たちが揃っていました。
「みんな、いらっしゃいにゃ。寒いから早く入ってにゃ」
「ありがとう、今日をとっても楽しみにしてたの!」
やってきた皆も、とびっきりのおしゃれをして、
いろいろなお土産を持ってきてくれました。
「あぺりらちゃん、呼んでくれてありがとう。これ、うちから持ってきたリンゴ」
「私はパンを焼いてきたの。ローズマリーを練りこんだのよ」
「これは鮭のパイ。ちょっとオーブンで温めるといいわ」
「私はワイン持ってきたの」
「私は木の実を!みんなにはひとくちにしかならないと思うけど…」
「わあ!みんなありがとう。パーティが豪華になったにゃ!」
みんなが持ち寄ったものを並べると、
テーブルの上はご馳走でいっぱいになりました。
素敵なクリスマスパーティの始まりです。
「わぁこれ美味しいにゃ」
「こっちも!ねえこれどうやって作ってるの?レシピ教えて!」
「スープも美味しいにゃん!みんなも食べて食べてー」
「うふふ、ワイン美味しいわ!」
「うさぎさん酔っちゃったにゃ?」
そして持ち寄ったプレゼントをみんなで回して交換をしました。
「わあ、セーターにゃ。かわいい!」
「あ、それ私が持ってきたのにゃ」
「私はブローチがあたったわ。嬉しい!」
皆で美味しいご馳走を食べながら、おしゃべりをして、
最高に楽しいクリスマスパーティとなったのでした。
クリスマスは、大切な人と集まって、幸せに過ごす日。
友人たちと過ごすクリスマスは、
あぺりらにとって特別な思い出となったのでした。
TOPへもどる
Copyright(c)2016 Laura. All rights reserved.